観光・散策する

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千畳敷カールとは

現在から約2万年前の氷河時代に形成されたカール地形(半円状の窪地)のことで、畳を1,000枚敷いた広さがあることから「千畳敷カール」と呼ばれています。千畳敷カールのある中央アルプスは国定公園に指定されており、徒歩で1周約40分の遊歩道を散策しながら、国内有数の氷河地形や高山植物といった希少な自然環境をお楽しみいただけます。

SO・RA・TO・KI

「日本一空に近いテラス」として、千畳敷カールと宝剣岳を一望できます。自然や木の温もりを感じながら、素敵な時間をお過ごしください。

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2612 Café & Restaurant

「ちょっと贅沢な山小屋風」をイメージした内装とオリジナルのメニュー。また、大型窓からは迫力ある中央アルプスの大自然をお楽しみください。

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Lounge~2612~

南アルプスや駒ヶ根市街が一望できる個室空間です。日中は有料ラウンジとしてご活用頂くことができ、夜間は宿泊者向けに無料で開放しています。

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貴重な高山植物

高山植物の宝庫としても有名な千畳敷カール。約150種類もの可憐な高山植物が色とりどり咲き乱れます。

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気軽に楽しめる散策コース

夏場、遊歩道内は、普段の服装で歩けます!スニーカーなど動きやすいスタイルでお気軽に散策をお楽しみ下さい。

千畳敷の星空

高山地帯特有の澄んだ空気や、周囲に明かりが無いことで、下界では見られない満天の星をお楽しみいただけます。

雲海

運が良ければ南アルプスまでの間に雲海が発生するかも!?確率は低いですが、発生したその様子はまさに絶景!

南アルプスの眺望と富士山

富士山をはじめ、北岳や間ノ岳といった日本で1,2,3番目に標高が高い3峰の山々を一望いただけます!

季節によって楽しめる中央アルプス

中央アルプスは、高山植物や紅葉・雪山など
春から冬まで年間を通してお楽しみいただけます。
季節や目的に応じた楽しみ方をご紹介いたします。

千畳敷の気温と服装

千畳敷カールの気温は、夏真っ盛りの7、8月の最高気温でも20℃くらいの涼しさ。厳冬の2月には最低気温が-20℃を下回ります。そのため、冬はもちろん、夏においても平地の気温に合わせた服装で登ると、大変な目にあうことになります。山を決して甘く見ず、平地の服装よりも厚着をしていくか、重ね着できる服を必ず持参しましょう。

年間の気温と服装の参考

最高気温 最低気温 平均気温 平均積雪 おすすめの服装(千畳敷カール周辺)
1 -1℃ -20℃ -9.5℃ 210cm
  • ダウンジャケット
  • セーター
  • 手袋
  • ニットキャップ
  • 厚手の靴下
  • ブーツなど
すみずみまで防寒をしっかりと!
2 -1℃ -25℃ -13℃ 300cm
3 6℃ -20℃ -7℃ 390cm
4 11℃ -14℃ -1.5℃ 390cm
  • 長袖の服
  • ジャンパー
  • 雪がついても良い、滑りにくい靴
5 12℃ -5℃ 3.5℃ 280cm
6 18℃ -1℃ 9.5℃ 90cm
7 21℃ 5℃ 13℃
  • 長袖のシャツ
  • 長ズボン
  • 帽子
  • パーカーやカーディガンなど羽織り(薄すぎないもの)
  • 運動靴(登山靴かキャラバンシューズがおすすめ)
  • 雨具
8 20℃ 8℃ 14℃
9 18℃ 4℃ 11℃
10 15℃ -3℃ 6℃
11 8℃ -10℃ -1℃ 20cm
  • ダウンジャケット
  • セーター
  • 手袋
  • ニットキャップ
  • 厚手の靴下
  • ブーツなど
12 -1℃ 17℃ -9℃ 90cm

立入禁止区域について

中央アルプスでは雪が溶け始めてから秋にかけて、多種多彩な花たちが競い合うようにして咲いています。この花たちは、氷河期以来、高山帯での厳しい自然環境に耐えて生き残ってきましたが、一度破壊されてしまうと、もとの自然に回復するまでは大変長い年月がかかります。盗採や踏み荒らしなどの行為によって年々減少や絶滅の危機にあることも事実です。登山道には、高山植物を保護するためにロープが張ってありますが、ロープが張られていないところも「立入禁止区域」となっていますので、登山道から外れないよう心がけてください。氷河期から生き続ける、儚くも可憐な花たちの命を後世に伝えていくため、中央アルプスを訪れた全ての方々に自然環境保護へのご協力をお願いします。

中央アルプスでのルールとマナー

ゴミの持ち帰りにご協力お願いします

自然環境の問題では、盗採や踏み荒らし以外に「ゴミのポイ捨て」があります。ご自身で持ち込んだゴミ類は必ずお持ち帰りください。これらのゴミ類を山に放置することで動植物の環境や生態系を狂わせることになり、自然破壊につながります。ゴミの持ち帰りにご協力をお願いします。

中央アルプスでは、さまざまな行為が制限されています

動植物、昆虫、枯れ木、落枝、落葉など、全ての採集や移動、持ち出しは許可がないとできません。自分勝手な判断で以上のような行為をしますと、自然公園法や森林法、文化財保護法違反になります。「ちょっとだけなら」といった自分勝手な行動が、自然破壊につながります。自分の子や孫、後世の人たちに素晴らしい自然に触れ、自然の大切さを学ぶ場を遺していくためにも、自然環境保護へのご理解ご協力を重ねてお願いいたします。