シナノオトギリ
科名
オトギリソウ科
観察ポイント
千畳敷カール
咲く期間

名前の由来とは裏腹に、黄色の花がとても鮮やかです。シナノオトギリの可愛らしい紅葉も必見です。

茎はほとんどが数本にかたまって生えており、葉を透かしてみると、ごく少数の不明瞭な黒点と明点がある。葉の縁には黒点が並びます。花は「オトギリソウ」の中ではやや大きく、直径20~25mmほどあります。信濃弟切の「オトギリ」は、「鷹匠の晴頼が,鷹を治療するための薬草を秘密にしておいたのに,弟がこれを漏らしてしまったので切り捨てた」という平安時代の伝説の名が付いたそうです。そのとき飛び散った血が花や葉の黒い斑点だと伝えられています。

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