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特別企画『山登りはじめました』著者・鈴木ともこさんインタビュー

私にとって木曽駒ヶ岳は『初恋』の山なんです!〜ロープウェイで一気に2,600mの世界に行って、山の魅力にハマりました〜

「山ガール」の火付け役にもなった、10万部突破の『山登りはじめました』シリーズの著者・鈴木ともこさんが5月、生まれ育った東京を離れ、長野県松本市に移住しました。新しい楽しみ方で、登山者の幅と人数を増やした鈴木さんが山登りにハマったきっかけは、木曽駒ヶ岳。そこで木曽駒ヶ岳の魅力と山登りの楽しみ方について熱く語ってもらいました。

第1章 日本にこんな場所があったなんて、衝撃でした!
著書「山登りはじめました」より

体力なし、根性なし、
体育はいつも「2」のインドア派…。

そんな私でも登れる山があるとは思わなかったし、登山っていうとキツくて厳しいイメージしかなかったんです。知っている山も富士山くらいでしたから(笑)。
アウトドアといえば、家族で行った夏のキャンプくらい。
だから、私がこんなに山登りにハマって両親も友人たちも本当に驚いています。
最初に行ったのは友人の誕生日イベントとして登った東京の高尾山。
そして、二番目に登ったのが木曽駒ヶ岳でした。
ネットで「アルプス」と「ロープウェイ」の二語で検索したのです。
すると素晴らしい写真のホームページがでてきて、この景色をぜひ自分の目で見てみたいと思いました。
ふだん家にこもって仕事をしているので、自然にふれて心を開放したかったんですね。
ふもとに温泉があるのも楽しみでした。
そして、何よりロープウェイなら初心者の私でも行けるだろうと思ったのです!

その感動と言ったら…。
ロープウェイで一気に2,600mを越える世界、千畳敷に着きました。
天気にも恵まれ、真っ青な青空と緑の山肌とそのコントラストがあまりにきれいで、日本にこんな場所があったなんてと、衝撃でした。想像もしていなかった世界が広がっていて、写真より何より自分の目で見た感動が大きく、圧倒されました。
雲の上に出ると、空気が変わります。下界と違って夏でもひんやりしていますし、澄んでいて、とても気持ちがよかったんです!

著書「山登りはじめました」より

山での「こんにちは」は本当に元気が出る!!
さらに1時間半歩いて木曽駒ヶ岳の山頂に立った感動はまた格別!
登りは思っていた以上にきつくて、「私、なんで登っているんだろう」って思ったりも(笑)。
一歩一歩がきつくて、汗もだらだら出る…。
でも振り返ると自分が歩いた道が見えて、さっきまでいたホテルがどんどん小さくなっていく。
立ちどまった時にサァーッと冷たい風が吹いてくるのも爽快で、元気が出ました。
そしてザックを背負った登山客の人たちがすれ違うときに「こんにちは」とか「がんばって」とか声をかけてくれて。
山の魅力はいろいろありますが、人との出会いというのが、私にとっては一番大きいと感じています。
山が好きで山に憧れてくる人はみんなとてもいい顔をしていて、一期一会ですれ違うだけでもあたたかい言葉を交わし合えます。
「こんにちは」の一言でこんなに元気がもらえるなんて!
この木曽駒ヶ岳の登りで初めてその喜びを知りました。
そして、木曽駒ヶ岳山頂での景色は、360度他の山の稜線が見えて本当に感動しました。
日本にはこんなに美しい山があるんだってなぁと思ったのです。

第2章 雲の上の世界を初心者の人にも味わってもらいたい

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